2016年3月 祝・卒業ファミリー旅行は秘境の温泉・大牧温泉へ!その2
日本列島最後の秘境と言われる大牧温泉へ!
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大牧温泉が日本一の秘境と言われる由縁は船でしか行けないことかららしい。今時車で行けないって?なるほど秘境と言ってもいいのだろう。大牧温泉往きの船は14時半と16時しかない。っという事は16時発を逃すと宿へのアクセスがなくなってしまうという事だ。これは一大事。ナビは16時丁度着を表示・・・これはホントまずいぞぉ〜っとパパアクセル踏み込んでスピードアップ。何とか15分前にぎりぎりセーフ。あぁ〜良かったぁ〜。もうハラハラドキドキだ。。今日は3連休の初日ということもあり満員御礼状態。早速、約30分の船旅へ。なるほど船旅って情緒があっていいねぇ〜。しかし、のんびりした船だなぁ〜。 | ||
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かつてはこの峡谷の底にも村落があり、村人達の湯治場として素朴な宿を営んでいたらしいが、1930年に小牧ダムの完成とともに村落は湖底に沈み、温泉宿一軒だけがダム湖と切り立つ断崖の間に取り残されてしまったのだそうだ(正確には源泉とともに川面まで移動したとのことだ)。なるほど、崖にへばりつくようにそびえる一件宿が見えてきた。おぉ〜確かにV字渓谷に取り残されたという言葉がぴったりだ。でも、あれっ?宿には軽トラが見えるけど?どうやら一般車は通行できないが関係者だけが通れる山道があるようだ。そうだよね、途中の発電所の関係者だっているもんね。まっ、このへんは深く語らない方が良いようだ。 | ||
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船着き場からは階段を上がって宿へ。こりゃ〜足の不自由な方はキツいねぇ〜。なるほど、どの看板にも「秘境」の言葉が書かれている。もちろん、スマホもつながらない。でも、たまにはこういう環境も悪くないのでは?どんな緊急の仕事の連絡も今日だけは対応不可だ。こんなに大勢が一気にチェックインとなると時間がかかって大変なのでは?っとかなり心配していたが、囲炉裏のあるフロント前で待つことものの3〜4分。名前を呼ばれたと思ったら、何もせずにすぐに部屋へ案内だ。この手際の良さはまさにお見事! |
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今宵我が家がお世話になる部屋は12畳の和室とベッドルームのあるかなり広めの和洋室だ。ちょっと贅沢感あっていいねぇ〜。おぉ〜エメラルドグリーンが美しい庄川の眺めも素晴らしいじゃないか?部屋のお風呂の眺望もすごくいいのだが残念ながら温泉ではないとのこと。惜しいなぁ〜。フロアにたった3部屋しかないので人の気配がまるでなくプライベート感もあってすごくいい。何より秘境と聞いていたので山小屋?っぽいの想像してきたのだが、なんの〜すごく綺麗。早速、みんなで待ってました温泉へ! |
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まずは源泉掛け流しの大浴場でさっぱりした後、階段上がって露天風呂へ。残念ながら源泉掛け流しは大浴場のみで、露天風呂とテラス風呂は循環式だそうだ。それでも硫黄の香りがすごくいい感じだ。雨を心配したが上がってくれて貸切状態。でも、残念ながら庄川の眺望は湯船に入りながらは楽しめない。残念だねぇ〜。洗い場等も大浴場のみなので、ただただ湯を楽しむというシステムだ。あぁ〜寒くもなく秘湯を楽しむには最適だ。あぁ〜さっぱり。 |
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夕食は18時半までに食事処へ行けば良いので、16字半に船で到着でも十二分にのんびりできる。だって、秘境だけに温泉しかないんだもんねぇ〜。他に雑音も何もない。う〜ん、いいねぇ〜。お腹もあわせるように減ってきたので、待ってましたディナータイムだ。食事処とは言え、一部屋貸切。だから他を気にすることなく頂けるのでファミリー客には有り難い。団体客は大広間のようだ。いい心遣いの宿と言える。 | ||
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まずは、来週我が家を旅立っていく良太兄ちゃんからお酌をしてもらってご機嫌のパパ。いつかは必ず訪れる別れなのだが、やはり寂しいパパママ。もちろん、良太兄ちゃんも輝かしい新生活が待っているとは言え、やはり親元離れて東京へ出るので一抹の不安と寂しさがあることだろう。もちろん忘れてはならない末っ娘の真優ちゃんもようやく小学校卒業。とにかく2人に乾杯だ!菜優ちゃんは宿お薦めの柚子サイダーだ!まずはたっぷりのオードブルとズワイガニから。繰り返すが秘境だ。料理もあまり期待してこなかったのだが、これが嬉しいことに思いっきり期待を裏切ってくれた。 | ||
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これっと言った名物や派手さ、こっていたり豪華さなどは全くないのだが、これが不思議というか単純に美味いのだ。菜優真優ちゃんも蟹は大好き!美味しいっと黙って黙々と蟹を堪能。そしてお造りはブリが中心。もちろん富山が誇る寒ブリという訳ではないが、このコリコリの歯ごたえ十二分に美味い!本当は富山と言えば冷酒をたしなみたかったパパだったが、今宵はママにつきあって白ワインへチェンジ。 | ||
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続いては、待ってました富山湾の宝石!とも言われる「白エビ」がかき揚げで登場。この香ばしさ最高だ。椀ものが2つ、煮物としんじょう。この素朴な味わいも申し分ないね。あぁ〜安心の味だ。見た目的にはイマイチに見えるかもしれないけど、これがどれも程よい美味さ。更にこれがすごくボリュームがあって食べ応えも抜群だ。うぅ〜ちょっと腹一杯になってきたぞぉ〜。 | ||
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更にメインは2品。豚肉で頂く名物の「氷見うどん」とこの時期はやはりこれだよねぇ〜「鰤の照り焼き」だ。う〜ん予想通りの美味さ。ご飯と味噌汁の後は、〆のフルーツ。あぁ〜流石のパパも満腹!腹八切れそうっとご機嫌。この秘境の宿は、嬉しいことに良い意味で予想をドンドン裏切ってくれる。量も美味さも期待を相当上回ったし、部屋も食事処も綺麗だし、ホント気持ちよく過ごさせてもらえる。更に、中居さんの対応は秀逸。料理の説明もちょっと笑いが入ったりと過去お世話になった宿と比較してもかなり上位に位置づけられるほどのレベルだ。 |
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夕食後は、待ってました再び温泉タイム。源泉かけ流しの大浴場はより硫黄の香りが強めで泉質は抜群だ。この宿の唯一いやっ2つの欠点は増築のせいで建物がえらく長いことと風呂がどれも階段があって酔っぱらいにはキツいこと。更に、野生の動物が夜間でるため21時で露天風呂等が終了してしまうということだ。だから夜21時過ぎはこの大浴場しか入れない。でも、混雑することもないのでまぁ〜良しとしよう。キッズ達はトランプ大会で大盛り上がり。23時前には就寝・・・そして翌朝も待ってました朝風呂からスタートだ。 |